こんにちは!
サロン・ド・アイのきむらひとみです。。
Right Voice For Youと私②」のつづきです。

行くのがコワイ〜〜!

アクセス・コンシャスネスのクラス「Right Voice For You」、日本で初めて開催されると聞いて、申し込んだものの、開催日が近づくにつれ、コワくて、コワくて、仕方なくなりました。
何度、「やっぱり、やめよう。」と思ったことでしょう。

どうやら、それは私だけじゃなかったようで。

昨年の9月、小倉の3daysボディのときに知り合ったゆうきちゃんも、その他、数名の方も、私と同じことを言っていました。
どうやら、それは、このクラスでクリアリングされることで、「これまでの自分」が、私のボディからサヨナラすることを怖がっているように思いました。

開始15分で、すでに涙が止まらない

会場は、東京の恵比寿。
参加者は約40人。

ダンサー、楽器の演奏者、ボイストレーナー、講師など、人前でパフォーマンスをする職業の方の他、人前で話すのが苦手、自分の思っていることをなかなか人に言えない、歌っていて「ひどい声ね」といわれた….、などなど、とにかく「声」にすることになんらかの関わりやトラウマのある方が多く参加されていました。

クラス開始。
ファシリテーターのブロッサムがステージに立つと、そのとたん、涙が….。
開始早々、15分程度しか立っていないのに、涙が止まらなくなりました。

何、これ?
私、何、泣いてんの?

そう思って、ふと周りをみたら、何名かの方が、私と同じように泣いておられました。

隣の席にいた、ゆうきちゃんも、「私も、うるうるきてたよ〜。」って、後で言ってました。

歌声のファシリテート、私もやってもらいたい!あぁ、なのに….

Right Voice For You」は、アクセス・コンシャスネスの創始者、ギャリー・ダグラスが始めたクラス。ギャリーやブロッサムの他にも、このクラスを開いている方がいます。
ブロッサムのビデオ、「Greater Than Yesterday」をネット検索しているとき、偶然見つけた彼のファシリテートで、女の子の歌声がみるみるうちに変わっていくビデオを見て、「私も、こういうのしてもらいたいな〜。」なんて、思っていました。

ファシリテーターのブロッサムは、元ブロードウェイのアクトレス。歌も、芝居も、パフォーマンスというものをよく知っている人。彼女も、もちろん、歌声に対するファシリテートをやっています。

アクセスのクラスは、基本的に参加者が「質問をする」という形で進められます。
だから、自分から手を挙げて、積極的に質問すれば、誰にでもそのチャンスは訪れるのです。

あぁ、私もやってもらいたいな〜。
そう思いながらも、なかなか勇気がでない。

1日目の午前中は、子どもの頃に自分の歌を母親から「ひどい歌ね。」と言われて以来、誰もいないところでも、歌が全く歌えなくなってしまった方、母親から「あなたの話し方は喧しい。」と言われて悩んでいる方、思い切った表現ができないというダンサーの方など、次々に質問をされました。
ダンサーのCicekさんのダンスが、ブロッサムのファシリテートでどんどん変わっていくのを見て、「やっぱり、このクラスって、すごいなぁ。」と思いました。

なのに、お昼ご飯をゆうきちゃんと食べながら、他の質問をしようかと、あれこれアタマで考えてしまう自分がいました。

こんなときには、やっぱりアクセスバーズ™!

1日目の午後。

アタマの中を余計なことがグルグルしているので、アクセスバーズ™をやってもらっていたら、ブロッサムが「美しい歩き方」のレクチャーを始め、みんなが会場中を歩き始めました。

なんだか楽しそう。
私もやりたい….。でも、まだバーズ™途中だし….。

「歩き方、わからない人、私のところに来て。教えるから。」

ブロッサムがそう言っているのを聞き、アクセスバーズ™がようやく終わった私は、思い切ってブロッサムのところに言って、「バーズ™やってもらっていたんで、わかりません。教えてください。」って言って、教えてもらいました。

そして、一段落し、全員が着席し、ブロッサムが「Any Question?(何か質問は?)」と言ったところで、私は手を挙げていました。

「はい、あなた。質問、どうぞ。」

そうブロッサムに言われて、アクセスバーズ™でアタマがスッキリした私はマイクの前に立ち、

「私は、今、歌のボイストレーニングを受けています。先生は、とてもやさしくて、的確に指導してくださるのですが、受け取れません。どうしたらいいですか?」

そう、質問しました。

あれだけ、他の質問をしようかなどと、ゴチャゴチャ余計なことを考えていたのに、自分の想いをストレートに言えている。

これが、アクセスバーズ™の効果なんです!

いよいよ、ブロッサムの「歌」のファシリテートが!

「あなたの声の、何が悩みなの?はい、じゃぁ、ここにきて(ステージに上がって)、歌ってみて。」と、ブロッサム。

えっ?

えぇぇぇ〜〜〜〜???

うっそぉ!?

ステージに上がるわけ?

みんなの前で歌うわけ?

えっ〜〜〜〜〜???!!!

半端なくオタオタしていたら、「はい、来て、歌って。」とブロッサム。

「え〜〜、でも〜〜。」と言いながら、ステージに行く私。

これを望んでいたはずなのに、そうなると、なんでこんなに腰が引けてしまうのだろう….。まだ、バーズ™が足りなかったのか?!

「はい、歌って。」

そう言われて歌った歌が、なぜか「Moon River」でした。
なぜ、「Moon River」かはわからない。アタマに浮かんだのが、たまたま「Moon River」だったのです。

歌い終わると、会場の方達は、大きな拍手をくださいました。

「みなさん、ヘンなことをいう人たちばかりですね。この人も、あれだけ、『歌えません。』って言っておきながら、これだけの人の前に立って歌ってますよ。」とブロッサム。

いや、そうじゃなくて。
思ったように、歌えないんですってば。

Right Voice for You「あなたの声のどこが問題なの?」とブロッサム。

「高音になると、のどが締まって苦しそうに聞こえるって言われるんです。」と、私がいうと、ブロッサムはしばらく考えて、

「あなた、キーを高くして、歌ってみて。これくらい。」と、大体1音くらい高いキーを要求。

歌ってみると、今度はブロッサムが、私の後ろに回り、こう言いました。
「私に、あなたの全体重をかけて!」
Right Voice for You

ご覧のとおり、ブロッサムは私とあまり背丈が変わらない。
そんな彼女に体重かけるなんてできないよ〜。
そう思って、なかなか体重がかけられないでいると、
「交替して!」とブロッサム。

「全体重をかけるって、こういうこと。」Right Voice for You
ブロッサムは、身を呈して教えてくれました。
「はい、わかった?じゃぁ、またやるからね。」

Right Voice for You
「はい、歌って。Moon River♪〜〜」
私は歌い始めました。
「目を閉じて。あなたのやさしいところ、女性らしいところ、そういうところをすべて感じて。」
このブロッサムの言葉が、私の心に刺さりました。
歌いながら、涙が溢れてきながらも、最後まで歌いました。

声が出にくいのは、テクニックの問題じゃない!!

そんな私の様子を、じぃ〜っと見つめるブロッサム。
そのとき、私に氣付きが!!!
私が、声が出にくいのは、声の出し方がまずいんじゃない!こういうことだ!

「私、気付きました!私は、人も、自分自身も、そしてユニバースも、何も信じていなかったところ、人に頼れないんだ、ってことに。気付かせてくださったブロッサム、ありがとうございます!そして、場内のみなさんも、本当にありがとうございます!」

場内し〜〜〜〜〜〜〜ん。

ブロッサムは、私をじっと見つめ、そして、その後、場内に向けてこういいました。

「あなたは、無防備さとは何かを、勇気をもって、人の前で披露してくれましたね。ありがとう。」

場内からは、静かだけど、とても温かい拍手が。

席に戻った後、私は、その日、一日中、涙が止まりませんでした。

その後の休憩時間には、「ほんとに声って変わるんだね。最初と別人だったよ。」とか、「ひとみさんのを見てね、私も、自分が人に頼れない人だ、ってことに気付いたよ。」って、声をかけてくださった方が何人もいて、とても嬉しかったです。

下ろしたいと思っていた荷物を初日に下ろすことができた私は、残りの2日間はもうふぬけのようで。
私へのファシリテートの後には、小さな頃、母親から「あなたの歌、酷いわね。」と言われ、誰もいないところでさえまったく歌えなくなった方も、泣きながら「Twinkle Twinkle Little Star」を人前で歌えるようになって、笑顔が戻り….。
最終日には、全員が代わる代わるステージに立ち、パフォーマンスを繰り広げ、ブロッサムが「あなたたち!ここは、カラオケ大会じゃないのよ!!こんな光景みるの、初めて!」と大笑いするなど、それぞれの抱えてきた重たいものが、どんどんクリアリングされた、すばらしいクラスでした。
最後のこの集合写真が、そのときのことを物語っています。
Right Voice For You in TOKYO集合写真

私を大きく変えた「Right Voice For You」

このクラスがきっかけで、私の人生はがらり、と変わりました。
そして、この日を境に、私は数々の氣付きを得、そして、自分のなかにあった「クソ(とブロッサムは言っていました)」を、多く手放しました。
ブロッサムは、このクラスの中で、こう言っていました。

ちゃんとやらなくていいんです。ちゃんとやらないことで、何が創られる?
人前に立つということは、あなたがどんなエナジーとスペースでいるか、ということです。
人のジャッジなんて、「クソ」みたいなもの。あなたは、それをいつまで好んで受け取るのですか?
ジャッジされることを厭わないとしたら?

 

Right Voice For Youからの多くの氣付き

クリスマスライブ

1つめの氣付き〜私の「Right Voice」が見つかった!

そして、私は、今年の12月、再びステージに立ちました。

昨年、約20年ぶりにステージに立ったのですが、キーがかなりずれていて、後から録音を聴いて愕然….。それがショックで、しばらくまた歌えなくなりました。

今年は、というと、キーがずれているところもまだまだ多く、ずれていないところもある、という程度で、人様にお聞かせできるレベルには至っていませんが、それでも、昨年のように落ち込んではいません。

なぜかというと、「声」自体が昨年までとは変わっていたからです。

音程の問題はありますが、「声」が私本来の声、私が出したいと思っていた声に近づいていたのです。

そのことが嬉しかったから。

2つめの氣付き〜「歌は、自分を表現する手段ではない。」

ボイストレーナーの先生がおっしゃっていたことなのですが、
「歌で自分を表現するのではなく、自分の声で歌をいかに表現するかだ。」
このことにようやく気付けたのです。

Right Voice For Youと私①で「私は、『歌よりも、話すほうが、自分を表現しやすい。』と思ったことは、違っていた、とわかった。」と書きましたが….。

つまり、歌を「自分を表現する手段」と考えていたところが、そもそも間違っていた、ということなんです。

3つめの氣付き〜どんなエナジーとスペースになれるか?ということ

「歌は上手くなければいけない。」という自分の「歌」に対するジャッジ。
私は、音程も、リズム感も、英語の発音もよくない。確かにプロとしては、ヘタクソだった。
だから、お金をもらっていたことに対して、申し訳なく思っていました。

でも、ブロッサムが言ったこと。
「ステージに立つということは、その場のどんなエナジーとスペースになれるか?ということです。」

この言葉が、何を意味しているかがわかったんです。

私は、歌を聴かせるSingerではなく、ステージを楽しんでもらうパフォーマーだったんだ、と。

人をハッピーにしたい、楽しんでもらいたい。
歌だけを聴いてもらうのではなく、おしゃべりなども含め、子どもさんからご年配の方まで楽しんでいただけるよう、トータル的にステージを創っていたんだ。

まさに、これが「どんな、エナジーとスペースになるか。」じゃないか!!
だから、プロとしては歌がヘタクソな私でも、お仕事をくださった方、そして、一緒にやってくれたプロのミュージシャンがいたんじゃないか!

あぁ、私、ちゃんと、仕事してた。お金もらってても、よかったんだ….。

やっと、過去の自分を認めることができました。

4つめの氣付き〜私の本当の望みって?

それは、私は、自分の声を人に褒められたい、と思っていた、ということです。

実は、このクラスの3ヶ月後、出張先で入ったレストランで、給仕をしてくださった女性と話していて、「お客様、きれいな声ですね。」と言われたんですね。それがものすごく嬉しかった。

私、自分の声を褒められたかったんだ。
でも、そのためには、歌わないといけない、って思ってただけだ、と。

だけど、歌うこと以外でも、いくらでも声を聞いてもらえる手段はある。だから、私、講師をやっているんだ、って。
友人にこのことを話したら、「え?自分の声の魅力がわかってるから、講師やってるんだ、って私はずっと思っていたけど?自分で、そうは思っていなかったの?信じられない〜。」と、唖然とされました。(^^;;

私は、歌よりも話すほうが自分を表現しやすいから、歌をやめたのではなくて。
自分の声をより多くの人に聞いてもらいたかったから、単にその手段を換えただけ。
だから、私は自分の望みを叶えていたんだ….、そう思えた瞬間でした。

自分がしたいことをするよりは、自分ができることをする。
その考えも、確かにあると思いますし、「自分ができること」を、「シゴト」というのかもしれません。

でも、自分のしたいことをしてはいけない、ということはないんです。
だからといって、「したいこと」と「できること」は違う、と決めつけることもない。

さらに、「したいこと」=「できること」でなければいけない、ということもないんです。

ただ、1つ言えるのは、

自分が楽しんでできることを、楽しんでできる方法で、楽しんでできる場所でする。

それが大切なんじゃないのかな?と思います。

私を大きく変え、数々の氣付きを与えてくれた「Right Voice For You」。

もしかすると、私は、「Right Voice For You」 に出逢うために、アクセスバーズ™と出逢ったのかもしれないな….。

今は、そんな気がしています。
アクセスバーズ™は、人生を変える、といいますが….。
アクセスバーズ™がきっかけで、本当に、人生、変わっちゃいました。
「シンクロニシティ」とは、まさにこのことをいうのかもしれません。

ファシリテートしてくださった、ブロッサム。
このクラスを日本で実現してくださった方。
クラスの運営スタッフの方。
通約のなおさん、みえこさん。
そして、参加者の皆さん。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

私は、私の「声」を届けたい。
それが、私のやりたいこと。

本当のあなたは、何がしたいですか?
それを、思い切って、声に出して言ってみませんか?

そのために、まずは、アクセスバーズ™、始めてみませんか?
アクセスバーズ™が、思いがけないものとつながっていて、あなたの人生が一変するとしたら?
そのきっかけがこのブログだとしたら?
将来、あなたの「シンクロニシティ」に、このブログが関われていたなら、うれしいです!

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